アエロメヒコ航空は、アメリカの連邦破産法第11条(チャプター11)の申請を決定していないとの声明を、6月20日、発表した。
ブルームバーグ通信は6月19日、アエロメヒコ航空が連邦破産法第11条の申請を検討していると伝えていた。
声明でアエロメヒコ航空は、「新型コロナウイルスの感染拡大による経済危機により、世界の航空業界は深刻な影響を受けており、この状況は今後数か月間続く」とした上で、「営業キャッシュフローを強化するための追加の資金調達先を特定しており、事業に影響を与えたり、中断させることなく、短中期的に債務の再編を成功させるための、様々な代替案を分析している」として、旅客の権利が守られることを強調した。
ラタム航空グループやアビアンカホールディングスが、新型コロナウイルスの影響で連邦破産法第11条の適用を申請している。