旅工房は、発覚した法人営業部門の従業員による不正調査の延長が必要となったことから、定時株主総会を延期することを決めた。
従業員の不正は、5月12日に発表。5月7日に外部からの問い合わせを受けて調査を行った結果、社内の予約システムを利用した売上の架空計上や、資産の不正領得が判明したという。期間は2017年7月から2020年5月までで、売上と利益へ与える影響は数千万円に及ぶとしている。
西村あさひ法律事務所の弁護士を構成員とする外部調査チームを設置して調査を行っているものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、調査期間の延長が必要となった。6月末までに調査報告書を受領することを予定している。
決算発表はこれらの手続きが完了次第行うとしている。具体的な日程は確定し次第、発表する。定時株主総会も延期する。