グッドフェローズJTBは、国内観光施設向けに、3密回避、非接触、自動化といった支援を展開する。
グッドフェローズJTBは、JTBとグッドフェローズが、国内の観光施設・観光業界全体のデジタルトランスフォーメーションを通じた魅力度・競争力向上への寄与を目的として設立した合弁会社で、4月に営業を開始。3密回避や非接触など、観光施設と来場者双方のニーズを満たす支援策を実施していくという。
具体的には、国内観光施設が、チケットデジタル化プラットフォームサービスを導入する際、入場認証で必要なモバイル端末を6月19日から、先着1,000台を無償で提供し、3密や感染防止対策のため、非接触を前提とした対応を支援する。観光施設内で感染が確認された場合は、日時を指定した入場認証済みのデータを販売事業者に提供することで、入場者を特定し連絡を行うことが可能となる。また、情報発信支援として、JTBパブリッシングが運営する「るるぶKids」で、各施設の3密対策を含む再開・運営情報、各種イベント情報のニュースを無償で掲載するという。
グッドフェローズJTBは、観光施設には、チケットデジタル化プラットフォームサービスや共通券企画造成サービス、コンサルティングサービスを提供し、販売事業者には、魅力度の高い観光素材が集積するデジタルプラットフォームをAPI接続で提供することで、顧客に合わせた商品企画・マーケティングを支援していくとしている。