ZIPAIR Tokyoは5月21日、東京/成田〜バンコク/スワンナプーム線に、6月3日より貨物専用便として就航することを決定し、国土交通省に申請した。
旅客便就航までの間、ボーイング787-8型機の貨物スペースを活用した貨物専用便として運航し、親会社の日本航空(JAL)と共同運航(コードシェア)を実施する。当初は5月14日に、初の就航路線となる東京/成田〜バンコク/スワンナプーム線を開設し、1日1往復を運航する計画だった。旅客便の就航時期は、決定次第発表する。
新型コロナウイルスの感染拡大によるもので、タイでは3月25日から外国人の入国を禁止した。夜間外出禁止令が発令されているほか、4月18日まで旅客便の乗り入れを禁止している。
西田真吾代表取締役社長は、「当社は2018年5月の事業構想発表以降、全社員一丸となってこれまでにない中長距離LCCを就航させるため準備を進めてまいりました。残念ながら現在の状況では旅客便としてお客さまをお迎えすることはかないませんが、世界各地で多くの方々が前向きに取り組んでいらっしゃるように、私たちなりに”今、私たちにできること”を考え、航空会社としての第一歩を貨物専用便として歩み始めることといたしました。お客さまに喜んでいただける新たなエアラインとして、旅客便就航まで全社員で、万全の準備を進めてまいります。」とのコメントを発表した。
ZG51 東京/成田(17:20)〜バンコク/スワンナプーム(22:00)/水・木・金・土
ZG52 バンコク/スワンナプーム(23:30)〜東京/成田(07:45+1)/水・木・金・土