ラスベガス・サンズは、日本市場の参入を見送ることを明らかにした。



シェルドン・G・アデルソン会長兼CEOは、「日本文化および日本の観光目的地としての魅力への興味は、私がコンピュータ関連の展示会COMDEXを日本で運営していた30年以上前に遡り、それ以降、いつも日本における事業展開の機会を探していました。私の個人的な日本への好意的な気持ちは何ら変わりませんし、統合型リゾート施設開発によって日本はビジネス及びレジャー観光市場からの恩恵を享受するであろうとも思います。しかし、日本におけるIR開発の枠組みでは私たちの目標達成は困難であると思われます。これまで日本市場参入の検討をしてきた中で様々な方々に出会え、良い関係を構築できたことに感謝しています。私たちは今後、日本以外での成長機会に注力する予定です。」と、会社の成長に自信を示した。



ラスベガス・サンズは、ラスベガスのザ・ベネチアン、ザ・パラッツォ、サンズ・エキスポのほか、なシンガポールのマリーナベイ・サンズを運営する。出資するサンズ・チャイナを通じ、マカオのサンズ・マカオ、ザ・ベネチアン・マカオ、ザ・プラザ/フォーシーズンズ・マカオ、サンズ・コタイ・セントラル、ザ・パリジャン・マカオも所有する。

情報提供元: Traicy
記事名:「 ラスベガス・サンズ、日本市場参入見送り