東京商工リサーチによると、WBFホテル&リゾーツが3月27日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。即日で監督命令を受けた。

関西の中堅旅行会社のホワイト・ベアー・ファミリーのグループ会社として、2009年12月に設立。資本金は600万円で、従業員数は1,049人。2019年3月期の売上高は47億8,428万円だった。



新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2月以降、宿泊客のキャンセルが相次ぎ、計画を下回る推移を強いられていた。多額の銀行借入金による金利負担が重く、金融機関と返済条件の緩和などを協議していた。新型コロナウイルスの収束の見通しが立たないことから、民事再生法の適用を申請した。民事再生法の適用の申請はWBFホテル&リゾーツのみで、他のグループ会社やホテルは現在も営業を続けているという。



負債総額は180億7,200万円。

情報提供元: Traicy
記事名:「 WBFホテル&リゾーツ、民事再生法の適用を申請 負債総額約181億円、東京商工リサーチ調査