I.Aホテルズは2月4日、東京地裁から破産開始決定を受けた。2019年4月には保全管理命令が出ていた。
東京商工リサーチによると、負債総額は債権者182人に対して約12億2,300万円。
浅草で雑貨店やホテルを運営していた、わけあり本舗の関連会社。わけあり本舗は2019年3月に民事再生法を申請している。I.Aホテルズも同時に民事再生法の適用を申請したものの、棄却されていた。
I.Aホテルズは、富士山リゾートホテル、かんざんじ温泉堀江の庄、上野フレックスホテル、クインシーズイン豊橋、筑波温泉ホテルなどを運営していた。グループの旅行会社、日本の旅エンジョイが海外からの売掛金の回収難で資金繰りが悪化し、I.Aホテルズが貸し付けていた約4,500万円が返済不能になっていた。