新型コロナウイルスの感染が拡大している中国・湖北省から帰国を希望する日本人を救援するチャーター便の4便目が、きょう2月7日午前10時12分、羽田空港に到着した。
機体は2月6日午後8時33分に羽田空港を出発し、午後11時21分に武漢・天河国際空港に到着。翌7日午前6時42分に、乗客198人を乗せて武漢・天河国際空港を出発し、午前10時12分に羽田空港に着陸した。武漢へは、マスクや防護服などの支援物資も輸送した。
今回のチャーター便は、湖北省に在住する日本人に加え、日本国籍保持者の配偶者や親・子関係にあたる人も対象となり、日本国籍119人、中国籍77人、台湾籍2人が搭乗した。これまでの3便では武漢市内在住者が搭乗していたものの、帰国を希望していた武漢市外の湖北省在住者118人が利用できた。帰国を希望する人のうち、763人が帰国したことになる。
茂木外務大臣は、「今時点では帰国を希望されまだ現地に残っている方は、数名のレベル」として、中国政府や関係省庁と連携し、希望者全員の帰国ができるよう、連携していくという。