三菱重工業は、開発中の三菱スペースジェット(旧称:MRJ)の量産初号機の引き渡し予定時期を、2021年度以降に延期すると発表した。延期は6度目。
4月1日付けで、水谷久和取締役社長は取締役会長に、三菱重工業の常務執行役員で、米国三菱重工業の丹羽高興社長が、取締役社長に就任する見通し。
また、三菱重工業は、子会社の三菱航空機がスペースジェット事業に関連する棚卸資産などの評価損、有形固定資産などの減損損失を計上したことから、特別損失として4,964億円を計上した。