星野リゾートは、山口・長門湯本温泉に「星野リゾート 界 長門」を3月12日に開業する。
「王道なのに、あたらしい。」がコンセプトの「界」ブランドの16施設目で、山口県で古くから続く武家文化を活かした「御茶屋屋敷」をテーマとし、ご当地の豊かな文化を体験できる宿を目指す。界ブランド初の宿泊者以外が利用できる「あけぼのカフェ」を併設し、食べ歩きができるどらやきを販売する。
客室は本館30室と別館10室の計40室。山口県の武家文化を生かした、「藩主が泊まる部屋」をイメージした。寝台は一段高くなっており、格子状の囲いは高貴な雰囲気をイメージした。ベッドボードには室町時代より800年以上も続き、山口県の無形文化財に指定されている「徳地和紙」を使用し、寝台が華やかになるような色合いに仕上げた。プライベートが保てる半個室の食事処では、地域ならではの旬の素材をいかした会席料理を、意匠を凝らした器とともに楽しめる。
宿泊料金は、2名1室夕朝食付きで22,000円から(サービス料込み、税別)。
アクセスは、JR新山口駅から車で約60分、山口宇部空港から車で約1時間30分。