外務省は、イラン高官の殺害を受け、中東で不測の事態が発生する可能性があるとして、広域情報を発出した。
1月3日、イランのソレイマニ革命ガード・コッヅ部隊司令官やムハンディス・イラク人民動員部隊副機構長らが、イラクのバグダッド空港付近でアメリカの空爆により殺害されたことを受け、イラン政府は米国を強く非難し、報復を警告している。
外務省は邦人に対して、当面の間は中東地域で不測の事態が発生するおそれがあることから、複数の情報源から最新情報を収集するなど、十分注意するよう求めている。急な情勢の変化が発生した場合、速やかに安全な地域に退避するなど自らの安全確保に努めるよう求めている。