スカイマークは、東京/成田〜サイパン線の定期便を11月29日、開設した。
スカイマークにとって念願の、初の国際線。2014年に、東京/成田〜ニューヨーク線をエアバスA380型機で開設することを目指していたものの、2015年1月に民事再生法の適用を申請。実現しなかった。
東京/成田を午前10時15分に出発し、サイパンには午後3時に到着。折り返し便はサイパンを午後4時35分(土曜のみ同5時5分)に出発し、東京/成田には同7時30分(土曜のみ同8時)に到着する。同日から週2便で就航する東京/成田〜名古屋/中部線に接続し、中部圏からの送客も図る。
片道運賃は、空席連動型運賃の「いま得」が最安で8,600円から。普通運賃で繁忙期に利用する場合、120,000円となる。いずれも諸税や燃油サーチャージは別途必要。2020年1月31日までの燃油サーチャージは、日本発が3,000円、サイパン発が25米ドル。現状の予約率は直接販売のみで6割程度。今後、旅行会社でのツアー商品を開始する計画で、8割程度の利用を見込む。
初便となるBC811便は、東京/成田を午前10時20分に出発し、午前10時46分にA滑走路を離陸した。サイパンには現地時間同日午後2時5分にも到着する予定。
スカイマークは、東京/成田〜サイパン線を3月22日にチャーター便として開設。ゴールデンウィークや夏休みなどの多客期を中心に運航していた。定期便の就航は、デルタ航空が撤退した2018年5月以来、1年半ぶりとなる。
BC811 東京/成田(10:15)〜サイパン(15:00)
BC816 サイパン(16:35)〜東京/成田(19:30)/月・火・水・木・金・日
BC816 サイパン(17:05)〜東京/成田(20:00)/土