11月21日に解禁となるフランス産のワイン「ボジョレー・ヌーヴォー」の初荷が1日朝、日本航空(JAL)のロンドン発JL42便(ボーイング787-8型機、機体記号:JA837J)に乗って羽田空港に到着した。
ボジョレー・ヌーヴォーは、フランスのボジョレー地区で収穫された当年産のブドウで醸造された新酒ワインで、毎年11月の第3木曜日に解禁される。初荷はサントリーワインインターナショナルが扱う仏ジョルジュ・デュブッフ社のもので、3,192本がJL42便で午前6時24分に到着した。11月1日は羽田空港に加え、成田空港、関西空港の計3空港へ計57,840本が到着する。
サントリーワインインターナショナルによると、2019年のボジョレー地区は春の霜や夏の熱波、雹の影響を受け、原料ブドウの収穫量は例年比約2割減となった。収穫期の9月は好天に恵まれ、果実味豊かなブドウが収穫できたという。同社の担当者はジョルジュ・デュブッフ社のボジョレー・ヌーヴォーについて、「イチゴやラズベリーのような赤い果実を思わせるピュアでフレッシュな香りで、なめらかでエレガントな味わいに仕上がっている」と説明した。
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