JR東海は、2013年から実施している、東海道新幹線の土木構造物の大規模改修工事の2022年までの計画を決定した。
経年による変状の発生を抑止することで、延命化を図るもの。今回の計画で、鋼橋とトンネルに対する対策を完了する見通し。工事費は1,360億円を見込む。
鋼橋は橋桁の接合部の補強、橋桁を支える部材の取替・補強を行うほか、コンクリート橋はコンクリート表面と鋼板で保護する。トンネルはトンネル裏の隙間を充填し、ロックボルトで補強する。