アメリカン航空は、ボーイング737 MAXの運航を2020年1月16日より再開する見通しを示した。
同型機は相次ぐ墜落事故を受け、3月13日にアメリカ連邦航空局(FAA)が運航停止を指示。アメリカン航空では8月19日まで、24機を保有する同型機での運航を取りやめると発表していた。
アメリカン航空の発表によると、1月6日までに同型機で運航を予定していた全便は、同じ座席構成のボーイング737-800型機で運航するフライトとなる。1月7日から15日までに同型機で運航を予定していた大部分の便は、ボーイング737-800型機かエアバス機で運航する計画で、一部便は欠航する。1月16日からは、同型機の運航を再開し、1月から2月にかけて段階的に増やしていく考え。
アメリカン航空では、運航の取りやめによって、全体のフライト数の2%にあたる1日115便を欠航していた。同型機の搭乗を希望しない予約客に対しては、方針と手続きの詳細を数週間以内に発表するとしている。