JTBとエイチ・アイ・エス、近畿日本ツーリスト北海道、日本旅行北海道の4社は、対象となる海外旅行商品を申し込んだ人に、旅行中の自宅の除雪代金の一部を助成するサービスを開始する。
各社が8月下旬に行ったアンケートで、海外旅行に行けない理由として、複数の人が「除雪が心配」と回答していることから、パスポート申請代金助成サービスに次ぐ新たな取り組みとして実施するもの。旅行期間中に除雪業者が行う自宅の除雪代金1万円分を助成する。
2020年1月3日から3月16日までの出発分かつ、10月1日から2020年1月31日までの新規予約分のうち、フィンエアー、カンタス航空、ハワイアン航空の直行便利用商品で旅行期間が5日以上、旅行代金が1世帯2名以上の場合は35万円、1名の場合は25万円以上が対象となる。先着100世帯限定で受け付ける。
新千歳空港には、フィンエアーがヘルシンキ線、カンタス航空がシドニー線を12月16日より季節便として開設することを発表している。北海道から冬季の海外旅行を促進し、季節運航からデイリー運航への拡大、路線維持へつながることを目指す。