スクートは、決済処理手数料を9月23日より廃止した。
2018年3月より、ヨーロッパから順次、決済処理手数料を段階的に廃止し、今年8月には日本でのコンビニ決済の決済処理手数料を廃止している。
スクートでは、各種クレジットカードのほか、日本のコンビニ決済、中国の銀聯やWeChat Pay、シンガポールのWXSやPayNow、フィリピンのDragonPay、ベトナムのMomoなどの各国の決済方法にも対応している。いずれの支払い方法でも決済処理手数料は無料となる。
スクートのLee Lik Hsin(リー・リック・シン)最高経営責任者(CEO)は、「創業時にスクートが提供していた決済方法は選択肢の幅が狭く、導入費用もメンテナンス費用も高いものでした。事業を世界に拡大し、お客様の声に耳を傾ける中で、スクートは進化する決済技術を取り入れることでより多くの決済方法を導入し、お客様満足度の向上に努めてまいりました。こうしたコスト削減をお客様に還元するため、2018年3月より、スクートは一部地域で決済処理手数料を段階的に廃止してまいりましたが、この度、世界中で決済処理手数料の完全廃止を実現いたしました。このことがお客様にとってより満足いただけるものとなり、日常から飛び出す旅へのきっかけとなれば幸いです」とコメントしている。
支払いにかかる手数料は、エアアジアグループも10月1日から無料化すると発表していた。