Ctrip.com International(シートリップ)は、大分県と外国人旅行者誘致促進に向けた連携協定を締結した。
これまでに、大阪観光局、北海道・北海道観光振興機構、横浜市、高知県、愛知県と連携協定を締結している。九州地方の県との協定締結は初めて。9月10日に大分県庁で、大分県の阿部万寿夫観光局長、ツーリズムおおいたの土谷晴美専務理事、シートリップの裴培日本エリアマーケティング戦略提携ゼネラルマネージャー、蘇俊達日本グループ代表が出席し、締結式が行われた。
連携協定に基づき、(1)中国市場等での大分県の宿泊施設、観光地、商業施設などのプロモーションに関すること、(2)中国などの旅行客の大分県における旅行体験の向上に関すること、(3)市場分析の強化に関すること、(4)大分県と中国各地の文化、旅行関係組織との交流、協力に関すること、(5)上記以外必要と認める観光振興に関することの5つの取り組みを行う。
大分県の外国人宿泊者数は、2018年に過去最高を記録。湯布院や地獄めぐりといった観光名所の人気化、ラグビー・ワールドカップの開催などで、さらなる訪日客の増加が期待されている。