京浜急行電鉄(京急電鉄)は、5日に発生した踏切事故に伴い、一部区間で運転を見合わせているが、7日昼以降の運転再開を目指していると明らかにした。
5日午前11時40分頃に神奈川新町~仲木戸駅間で発生した踏切事故では、列車が脱線した。京急電鉄は、同日午後8時から復旧作業を開始しており、6日午後11時現在、7日昼以降の不通区間の運転再開を目指すとしている。
7日は、始発から京急川崎~横浜駅間の上下線で運休する。京急川崎以北は、ほぼ通常通りの運行本数で運転する。羽田空港からは品川・都営線方面と、京急川崎行のエアポート急行をそれぞれ約10分間隔で運転する。品川~京急川崎間は特急・急行・普通を各約10分間隔で運転する。都営線との直通運転は、羽田空港発着の列車のみ実施する。
横浜駅以南は、横浜~三崎口駅間で特急を、横浜~浦賀駅間は普通をそれぞれ約10分間隔で運行する。逗子線は、金沢八景~新逗子駅間の線内折返しの普通を約10分間隔で運転する。大師線は通常通り運転する。
同社は、状況により改札規制を実施するとして、JR線などへを振替輸送を利用するよう呼びかけている。また、全線運転再開まで、みさきまぐろきっぷ、よこすか満喫きっぷ、葉山女子旅きっぷなどのおトクなきっぷの発売を休止する。7日に限り、同社の電話窓口「京急ご案内センター」を午前6時から営業する。