日本航空(JAL)は、東京オリンピック・パラリンピックに向けた特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」2号機を羽田空港の格納庫で公開した。
機体はファーストクラス5席、クラスJ42席、普通席205席の計252席仕様のボーイング767-300ER型機(機体記号:JA601J)。JALがサポートする「フェンシング」や「車いすラグビー」など、12競技をプレーする「ミライトワ」「ソメイティ」のイラストが左右に大きく描かれている。デカールの面積は片側各200平米で、貼り付け作業には9日間を要した。
機内には外観に連動した特別デザインの6種類のヘッドレストカバーや紙コップ、「ミライトワ」「ソメイティ」のぬいぐるみを用意して乗客を迎える。
初便はきょう7月11日の東京/羽田〜福岡線JL323便で、2020年10月末まで東京/羽田〜大阪/伊丹・札幌/千歳・福岡・沖縄/那覇線などに就航する予定。運航路線や便名は前日の夕方にウェブサイトで公開する。
また、就航から9月30日までの間は、「みんなのJAL2020ジェット」1号機・2号機の乗客にコカ・コーラとコラボレーションした「東京2020大会1year to go記念ミニタオル」を配布する。なお、1号機は4月8日から運航を開始しており、2020年春には3号機の就航を予定している。