アメリカン航空は、ボーイング737 MAXの運航停止を9月3日まで延長する。
同型機は相次ぐ墜落事故を受け、3月13日にアメリカ連邦航空局(FAA)が運航停止を指示。アメリカン航空では8月19日まで、24機を保有する同型機での運航を取りやめると発表していた。
アメリカン航空では、利用者はこれによって、旅行をより確実に計画することができるとしている。影響便数は1日あたり115便で、全体のフライトの2%に及ぶ。一部便は他の機材での運航とする一方、元々同型機で運航する予定ではなかった便が欠航となる可能性もあるとしている。影響を受ける利用者には、メールや電話などで通知する。払い戻しを希望する場合には全額を払い戻す。
ボーイング737 MAXの運航停止によって、アメリカン航空の2019年度の税引前利益には、約3億5,000万米ドル(約390億円)の影響を与える見通しだという。