アメリカン航空は、ボーイング737 MAXの運航停止によって、2019年度の税引前利益に約3億5,000万米ドル(約390億円)の影響を与える見通しであることを、2019年第1四半期決算発表で明らかにした。
アメリカン航空は、ボーイング737 MAX 8を24機保有しており、76機を発注している。3月13日にアメリカ連邦航空局(FAA)が運航停止を指示したことを受け、運航できない状態が続いている。
第1四半期には約1,200便を欠航し、税引前利益に約8,000万米ドル(約89.1億円)の影響を与えたとみている。すでに8月19日までの運航スケジュールから、同型機での運航を取りやめることを計画している。影響を与えるのは約115便で、全フライトの2%にあたる。運航停止が同日までの場合、2019年度の税引前利益への影響は約3億5,000万米ドルに及ぶとした。