ユナイテッド航空は、機体の新デザインを発表した。
色合いが微妙に異なるラプソディー・ブルー、ユナイテッド・ブルー、スカイブルーの3種類のブルーをデザイン全体に施した。垂直尾翼の地球儀の頃は変わらず、約60ヵ国355都市に就航する路線網を表現した。3種類のブルーにグラデーションをかけて重ね、ロゴはスカイブルーで目立つように配置。エンジンと主翼翼端もユナイテッド・ブルーで塗装し、ボーイング787型機に塗装している「Swoop」と呼ばれる曲線を、ラプソディー・ブルーで全機材に描く。機体下半分はランウェイ・グレーとし、タグライン「Connecting people. Uniting the world(人と人をつなぎ、世界をひとつにする)」も機体ドアに表記する。機体は7年に1度のペースで塗り替えを進めており、順次新デザインに塗り替えを進める。
ユナイテッド航空のオスカー・ムニョス最高経営責任者(CEO)は、「弊社では、顧客サービスの向上と同時に、人々がユナイテッド航空に対して抱く印象の刷新に努めており、今回採用される新デザインは、そうした弊社の取り組みを体現しています。サービス向上に向けた取り組みのひとつひとつが航空会社としての進化を促し、機内サービスの更なる向上と見直しに向けた努力に繋がります。新デザインでは、特に象徴的な地球儀のマークが、ユナイテッド航空のイメージと価値を強調すると同時に、次に目指すべき顧客サービスの方向性も表しています」とコメントしている。