デルタ航空は、大阪/関西〜シアトル線の運航を、4月1日より再開した。
機材はフルフラットとなるビジネスクラス「デルタ・ワン」25席、足元が広い「デルタ・コンフォートプラス」29席、エコノミークラス「メインキャビン」171席の計225席を配置した、ボーイング767-300ER型機を使用する。機内Wi-Fi、エンターテインメント、電源を全席で提供する。所要時間は大阪/関西発は10時間、シアトル発は11時間25分となる。機内食は、ミシュラン二つ星を獲得した上野法男シェフによる和食を全クラスで提供する。
4月2日には関西国際空港で記念セレモニーが開催され、デルタ航空日本地区空港本部の田中勇三本部長、関西エアポートの山谷佳之代表取締役社長、国土交通省大阪航空局の河合良則関西空港事務所長、シアトル観光局のマージョリー・デューイ日本代表が出席し、テープカットで開設を祝った。利用者には搭乗口付近でデルタ航空のロゴ入りクッキーがのったスイーツやドリンクを振る舞い、記念品としてバゲージタグをプレゼントした。
ホノルルから到着した機材がシアトル行きとなり、シアトルから到着した機材はホノルルに向かう機材運用となることから、ホノルルからの便の到着時に歓迎の放水を行い、就航を祝った。
デルタ航空では、東京/成田〜シアトル線をデイリー運航しており、1日2便体制で運航することになる。日本とシアトルの間は、3月31日に日本航空(JAL)も、東京/成田〜シアトル線を開設するなど、便数は一気に週14便増加した。デルタ航空はこの他に、羽田空港の発着枠の拡大に伴い、東京/羽田〜シアトル線の開設も申請している。
大韓航空との太平洋路線の共同事業に含まれており、この他に、デルタ航空はソウル/仁川〜ミネアポリス線を開設したほか、大韓航空もソウル/仁川〜ボストン線を5月に開設するなど、太平洋路線を強化する。デルタ航空と大韓航空は、日本の12都市とソウル/仁川を結ぶ路線と東京/成田〜ホノルル線でも共同運航(コードシェア)している。
DL183 大阪/関西(16:00)〜シアトル(09:55)
DL182 シアトル(11:55)〜大阪/関西(15:25+1)