セブパシフィック航空は、日本の利用者向けのサービスを拡充する。
「アジア各地の伝統料理」をテーマとした事前予約制の機内食に、親子丼などの日本食を追加する。3月7日より予約受付を開始し、4月1日より提供する。
メニューは12種類で、「親子丼」のほか、フィリピンを代表する魚であるサバヒーのフライにカラマンシーとオニオンを効かせた甘辛いソースで煮込んだ「魚の甘辛煮」、韓国名物の「牛肉のプルコギ」、「スイートチリチキン」、「チャーハンと餃子」、「カンパオチキンヌードル」、「韓国風焼きビーフン」(上記いずれも約700円)、「和風チキンマヨサンドイッチ」(約400円)、「レチョンのパイ」(同)、「シーフードキッシュ」(同)、「チーズとチキンソーセージパイ」(約500円)を用意。ベジタリアンメニューも含まれる。航空券の予約の際や、予約後の予約管理ページから注文ができる。出発24時間前まで予約を受け付ける。
日本線はセブパシフィック航空の旅客数全体の3%を占め、供給座席数は香港、シンガポールに次いで3番目にあたるという。日本は重点市場の一つで、新路線や機材の大型化を検討しているという。セブパシフィック航空の松本知彦日本支社長は、エアバスA321neoの導入によりナローボディ機での就航が可能となった、札幌/千歳〜マニラ線の就航について、時期を明言しなかった。
公募していた、日本市場向けの公式マスコットキャラクターの名前を、セブとハッピーをあわせた「セッピー」に決定。あす3月6日に成田空港を出発する3便の搭乗口に登場し、プレゼントを配布する。