スーダンのバジール大統領は、現地時間2月22日夜、1年間の非常事態宣言を発出した。



相次いているデモ活動の鎮圧が狙いとみられる。連邦政府と各州政府が解散されたものの、国防大臣や司法大臣、外務大臣などは留任している。政府機能に一部影響が生じる可能性がある。



在スーダン日本国大使館では、「今後、反政府勢力等の反発も予想され、デモが活発になる可能性もある中、今まで以上に治安部隊が実力行使に出る可能性が大きく、大規模な衝突も否定できません」として、今後の政治や治安情勢には十分注意し、デモの現場や人が集まるような場所、政府系機関や治安当局関連施設等には可能な限り近づかないよう求めている。

情報提供元: Traicy
記事名:「 スーダン、1年間の非常事態宣言 デモ活動の鎮圧狙い