フィンエアーは、札幌/千歳〜ヘルシンキ線を12月に週2便を季節定期便として就航する方針を固めた。北海道新聞が報じた。
現在、ヘルシンキから札幌/千歳へは、東京/成田・名古屋/中部・大阪/関西の3都市を経由する必要があり、所要時間は13時間以上となる。直行便の就航によって最短8時間台で結ぶことになる。ヘルシンキでは欧州各地への接続便があり、最短35分で接続便に搭乗できる。
フィンエアーは東京/成田・名古屋/中部・大阪/関西〜ヘルシンキ線を通年、福岡〜ヘルシンキ線を夏期の季節定期便として運航している。3月からは大阪/関西〜ヘルシンキ線を週3便増便した週10便とするほか、ゴールデンウィーク期間中は東京/成田〜ヘルシンキ線を1日最大3便で運航するなど、日本路線を強化する。
新千歳空港へのヨーロッパ線の就航は、2002年にKLMオランダ航空がアムステルダム線から撤退して以来17年ぶりで、唯一の直行便となる見通し。