香港とマカオ、中国本土の珠海市を結ぶ全長55キロに及ぶ「港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)」が、きょう10月24日、開通した。
香港側は香港国際空港や香港ディズニーランド近くのランタオ島を始点としており、香港国際空港から珠海までの所要時間は、これまでの4時間から45分に大幅に短縮される。港珠澳大橋を利用する高速バスも運行する。
設計寿命は主要な海上橋より20年長い120年で、すでにガーディアン紙から「現代世界の7大奇跡」の1つとして評価されている。開通により、香港、マカオ、広東省の観光スポットへのアクセスが便利になり、香港はこれらの地域を訪れる観光客のハブになることを期待するとしている。