シンガポール航空は、保有するデジタル・プラットフォーム上の情報や機能をパートナー企業に提供するプログラム「クリスコネクト(KrisConnect)」を発表した。



これにより、フライトの予約や管理、フライト状況の確認、シンガポール航空マイレージプログラム「クリスフライヤー」に関する機能を関係企業に提供できるようになる。



アマデウス、セーバー、トラベルポートなどのGDSや、CTM、シートリップなどの旅行代理店、グーグル、カヤック、スカイスキャナー、トラベルフュージョンなどのアグリゲーターへ提供する。スカイスキャナーとの連携では、NDC接続によって、シンガポール航空のフライトをスカイスキャナーのサイトを通して直接予約できるようになった。



シンガポール航空のキャンベル・ウィルソンシニアバイスプレジデント(セールス&マーケティング担当)は、「シンガポール航空は、パーソナライズされたサービスの提供と、お客様にとっての利便性向上を、長年重視して参りました。API接続をすることにより、従来の枠組みを越えて、今までは直接サービスを提供できなかった企業の皆様へも弊社のサービスを提供することが可能になります。この「クリスコネクト」の運用開始による、シンガポール航空の顧客サービス向上によって、幅広い業種の皆様とより深い関係を構築して行けることを嬉しく思います」とコメントしている。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 シンガポール航空、「クリスコネクト」を発表 パートナー企業と連携し顧客体験向上狙う