日本航空(JAL)と早稲田エルダリーヘルス事業団は、軽度の介護認定を受けた高齢者が安心して参加できるツアーを企画した。
高齢者の「もう一度旅に出たい」という要望に応えたもので、往路はサービス介助士資格を保有する客室乗務員が乗務するチャーター便を利用し、専用バスで空港までの送迎や観光地を巡ることで、長距離歩行に自信がない高齢者でも安心してツアーに参加できる。「早稲田イーライフ」のスタッフや看護師が同行添乗し、旅先では参加者の運動レベルを考慮した歩行ペース、体温や血圧などのバイタル管理を行いながら安心して旅行を楽しむことができる。
旅行日程は11月3日発の1泊2日。宿泊先は大分県のホテル&リゾーツ別府湾となる。機内では「インフライト体操」や早稲田大学スポーツ科学学術院の荒木邦子先生によるエクササイズも行う。
早稲田エルダリーヘルス事業団は、介護予防を目的として、高齢者の健康をサポートするフィットネスジムのようなデイサービス「早稲田イーライフ」を全国122拠点で展開している。