東京急行電鉄は、アメリカでトップシェアのスマートトラッカー「Tile」の機能を利用したアクセスポイント「Tileアクセスポイント」の試験導入を、7月19日より渋谷駅で開始した。Tileアクセスポイントの設置はアジアで初めてとなる。
東急線渋谷駅に届けられる1日平均109個の落とし物や忘れ物を、いち早く落とし主に届けることを目的としている。スマートトラッカー「Tile」とBluetoothで自動接続する「Tileアクセスポイント」を、渋谷駅のお忘れ物承り所に設置する。「Tile」が取り付けられた鍵や財布などの忘れ物がアクセスポイント付近に届けられると自動接続し、クラウド経由で位置情報が持ち主のアプリに通知される。
Tileは、全世界230の国と地域で利用されており、累計1,500万個以上を販売している。スマートフォンと接続し、音を鳴らすことでTileを取り付けた物を見つけ出すことができる。スマートフォンとの接続が切れていても最後に接続が切れた場所をアプリの地図上に表示できます。また、世界中のTileユーザーが参加する「Tileコミュニティー」によって世界中のユーザーが落とし物を探すことができる。