JR東日本は、既存の首都圏用在来線車両と既存の新幹線車両に、車内防犯カメラを設置すると発表した。
209系、E231系、E233系などの首都圏通勤・近郊車両の約8,300車両には今年度夏以降、普通車に8か所ずつ、グリーン車に6か所ずつのカメラを設置。そのうち運転台付きの車両約2,500両については、乗務員室にも防犯カメラを設置する。651系、E257系、E2系などの特急・新幹線車両の約200両には今年度冬以降、各デッキに1か所ずつ、客室内に2か所ずつ設置する。
なおJR東日本は、今年度以降に製造する新幹線・在来線の全ての旅客車両には車内防犯カメラを標準設置すると発表している。車内防犯カメラを設置する車両には、カメラが作動中であることを表示するステッカーを掲出。映像は関係法令や社内規程等に基づき厳正に取り扱うとしている。