キャセイパシフィック航空は、エアバスA350-1000型機(機体番号:B-LXA)をフランス・トゥールーズで初めて受領した。
トゥールーズから香港へは、CX3510便としてバイオ燃料を使用したデリバリーフライトを実施している。商業飛行は7月1日の香港発台北/桃園行きのCX484便より開始し、9月15日からは香港〜ワシントン線に投入する計画。今冬スケジュールから、マドリード、テルアビブ、アムステルダム、マンチェスター、チューリッヒにも就航する。客室にはビジネスクラスを「1-2-1」配列で46席、プレミアムエコノミークラスを「2-4-2」配列で32席、エコノミークラスを「3-3-3」配列で256席の計334席、機内Wi-Fiを備える。
キャセイパシフィック航空ではエアバスA350-900型機も保有しており、運用面で共通点が大きい。座席数は54席多くなる。2021年までにさらに8機が引き渡される予定としている。