エイチ・アイ・エスは、メインのSIMカードに貼って使うことができる「サブSIM」を導入した、「変なSIM」を6月22日より発売する。サービス開始は7月1日からとなる。
現在利用しているSIMカードに貼ることで利用できるもので、SIMカードを変更することなく、海外旅行中も国内の電話番号を発着信するモードと「変なSIM」での通信をアプリ上で切り替えることで利用できるようになる。
通常のSIMカードはプラスチックタイプであるものの、「サブSIM」は薄いシールにICチップを埋め込んだものとなる。外部からデータの書き換えができるため、1つのSIMスロット内に2枚のSIMを埋め込んだ状態となるという。海外利用時のみサブSIMのデータの書き換えを行い、日本にいる時には通常のSIMを使うといった利用ができる。SPNの設定の必要ない。
利用対象となるのは75カ国・地域で、1カ国あたり1日200メガバイトまで500円で利用できる。以降は低速無制限で利用できる。SIMカードの価格は1,980円で、9月30日まで半額の990円で販売する。利用端末はSIMロックを解除する必要がある。一部の国を除き、通信回線は4Gとなる。テザリングは無料で提供する。