プリンスリゾーツハワイは、ハワイ州ハワイ島で運営するハプナビーチプリンスホテルでバリューアップ投資を行い、「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」として、5月にリブランドオープンする。
ハプナビーチプリンスホテルは1994年に開業。総投資額は4,600万米ドルで、2017年8月からリニューアル工事を行っている。アメリカ市場を見据えてウェスティンブランドに変更した。「素朴で雄大な美しさが魅力のハワイ島マウナケアリゾートに広がるビーチリゾート」「新たに見つける冒険と究極のリラクゼーション」をコンセプトに、ロビー、客室、レストラン、ラウンジのほか、ホテルから海までの導線の整備なども実施している。
ロビーはプールを結ぶ階段を新設したほか、フロントはこれまでのロングチェックインテーブルから個別のチェックインテーブルに改めた。また、タブレットから個別にチェックインできる最新システムを導入した。垂直ガーデンや木製家具などを設けた。
客室はウェスティンブランド仕様となり、スイートを17室新設し、オーシャンビューとガーデンビューの全249室を設けた。改装前は350室を備えており、51室減室となった。プールは大人専用のプールを既存のファミリープールとは別に新設。カバナ、シェーズロング、プールレッジラウンジャーなども用意し、くつろぎの空間を演出する。宴会場もカーペットや壁、照明を入れ替えた。
レストランは4店舗設け、ホテル中央の「ピコ」では終日持ち帰り用のメニューのほか、バリスタバーではコナコーヒーやカクテルなども提供する。朝食を提供するオープンエアのレストラン「イケナ ランディング」はオーシャンビューの席を増席、フレッシュなスムージーやアラカルトメニューも用意する。プールサイドの「ナウパカ ビーチ グリル」ではサラダ、サンドイッチ、おつまみをカジュアルな雰囲気で楽しめる。テラス席からオーシャンビューを楽しめる「メリディア」では、地元食材を活かした地中海料理の新メニューを用意する。
4月下旬にはクロスフィットスタジオ(フィットネスセンター)、ウェスティン ワークアウト(フィットネスセンター)、ハプナスパ、ウェスティンキッズクラブ(キッズプログラム)の新施設もオープンする。
親会社である西武ホールディングスでは、日本国内外でプリンスホテルのバリューアップ投資を実施。プリンス ワイキキでも大規模な投資を行っている。