ノルウェー・エアシャトルとレベルの格安航空会社(LCC)2社は、シベリア上空の通過権の獲得後に、バルセロナと東京を結ぶ路線を展開する意向を示したことがわかった。
現地紙の 「LA VANGUARDIA」によると、ロシアとスペインの間で締結された合意により、マドリードから週7便、スペインの他の地点から週7便の就航が可能になるという。2016年10月からは、イベリア航空が東京/成田〜マドリード線を週3便で開設しており、10月には週5便に増便することをすでに発表している。
ノルウェー・エアシャトルはシンガポールやバンコクへ路線を展開しているものの、北東アジアへの路線はない。同様にアジアのLCCでは、スクートがシンガポールからアテネに就航しており、ベルリン線も開設する計画。エアアジアもヨーロッパ線の開設を計画している。日本の航空会社では、全日本空輸(ANA)も東京とバルセロナを結ぶ路線の開設を検討していると報じられている。