両備ホールディングスは、国土交通省中国運輸局に路線バス路線31路線の廃止を届け出た。
傘下の両備バスと岡電バスが運行する路線のうち、9月30日と2019年3月31日の2段階で31路線を廃止する。両社は合わせて78路線を運行しており、約4割の路線がなくなることとなる。
両備ホールディングスでは、黒字路線に八晃運輸が安価な運賃で参入することを計画しており、認可されれば経営環境が悪化することで赤字路線を維持することが困難になるとしている。「今後の地域公共交通の路線網維持へ向けて広く問題提議を行うべく、この度の廃止の届出に至った。」としている。