デルタ航空は、東京/成田〜サイパン・コロール線を5月6日をもって運休することを決めた。観光局や旅行会社に対して、通達を開始した。
デルタ航空では、「5月6日の運航完了後、成田〜サイパン路線、成田〜パラオ路線を運休します。この2路線の運休は、ミクロネシア市場全体における旅行需要の低下と、競争環境の変化を含む中長期的な不安定要素の影響によるものです。日本はデルタ航空にとって引き続き重要な市場であり、今後もハワイを含む日米間の直行便および米国ゲートウェイからの乗り継ぎ便のネットワーク強化に注力していきます。」とコメントしている。
ビジネスクラス20席、デルタコンフォートプラス19席、メインキャビン130席の計169席を配置したボーイング757-200型機で運航している。
デルタ航空は、1月8日をもって東京/成田〜グアム線の運航を終了しており、7月には東京/成田〜上海/浦東線からも撤退する。これにより、東京/成田発着のアジア路線はマニラ、シンガポールを結ぶ2路線のみとなり、ミクロネシア路線はなくなることになる。
DL298 東京/成田(10:30)〜サイパン(15:05)
DL297 サイパン(16:20)〜東京/成田(19:15)
DL281 東京/成田(20:30)〜コロール(01:25+1)/火・土
DL282 コロール(04:50)〜東京/成田(09:15)/水・日