インドネシア当局は、バリ島アグン山の火山灰の影響で閉鎖をしているデンパサール国際空港の運用を、現地時間11月29日午後2時28分より再開した。



デンパサール国際空港は11月27日午前7時より閉鎖していた。空港の閉鎖や再開は、噴煙や降灰の状況によって検討するため、非常に流動的となっている。



在デンパサール日本国総領事館によると、代替交通手段として、スラバヤ、ジャカルタ、パダンバイへのバスを運行している。運賃はスラバヤへは300,000インドネシア・ルピア、ジャカルタへは600,000インドネシア・ルピア、パダンバイへは無料。所要時間はスラバヤへは12時間以上、ジャカルタへは24時間以上が見込まれている。道路渋滞による所要時間の増加や、安全性の観点からも利用は慎重に検討するよう呼びかけている。



また、アグン山の噴火の影響で滞在期限が満了する場合、特例措置として滞在期限の延長申請を受け付ける。デンパサール国際空港国際空港に入国管理事務所の特設カウンターが設置されており、パスポート、旧航空券、新航空券、航空会社からのギャランティーレターが必要。14日間滞在期限を延長することができる。

情報提供元: Traicy
記事名:「 デンパサール国際空港の運用再開、約2日半ぶり