外務省は、メキシコの一部地域で危険レベルを引き上げた。
全土で誘拐の脅威があるとしており、狙われにくくするために行動パターンを変えるなどの対策を心がけるようよびかけている。
メキシコ州、オアハカ州、タバスコ州、べラクスル州、モレロス州、メヒカリ市、エンセナダ市、ラバス市、ロスカボスは、殺人や誘拐事件の発生率が高く、増加傾向にあることから、レベル1(十分注意してください)を新規発出した。バハ・カリフォルニア州のティファナ市は、複数の犯罪組織の対立による殺人事件が急増していることから、レベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き上げた。
メキシコではこの他に、ゲレロ州(タスコ市を除く)、フアレス市、マタモロス市、レイノサ市、ヌエボ・ラレド市、ミチョアカン州(モレリア市、パツクアロ市、ラサロカルデナス市、アンガンゲオ市及びその周辺地域を除く)はレベル2、コリマ州、タスコ市、タマウリパス州(マタモロス市、レイノサ市、ヌエボ・ラレド市を除く)、チワワ市、マサトラン市、クリアカン市、クアウテモック市、イダルゴ市、タリスマン町、トレオン市、ゴメス・パラシオ市、レルド市、モレリア市、パツクアロ市、ラサロカルデナス市、アンガンゲオ市及びその周辺地域、メキシコ市クアウテモック区テピート地域、モンテレイ大都市圏及びその周辺地域はレベル1を継続する。