ユナイテッド航空は、新型ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」の新シートを搭載したボーイング777-300ER型機を、新たに3路線に投入する。
サンフランシスコ〜北京線には9月6日から、サンフランシスコ〜フランクフルト線には10月5日から、東京/成田〜ニューアーク線には10月28日から投入を開始する。すでに、東京/成田・香港〜サンフランシスコ線とニューアーク〜テルアビブ線に投入しており、8月3日からは台北/桃園〜サンフランシスコ線にも拡大する。
「ユナイテッド・ポラリス」は、「1-2-1」配列で60席を配置。全座席が前向きで、通路にアクセスが可能。フルフラット状態で最大198センチとなる。モニターは16インチで、USBポート2ヶ所や電源を備える。寝具はアメリカの高級百貨店Saks Fifth Avenue(サックス・フィフス・アベニュー)の協力のもと、サイズの異なる大小の枕やマットレスクッション、ジェル入り枕も用意した。飛行時間が12時間を超えるフライトではオリジナルパジャマも提供する。新しいアメニティキットでは、人間工学に基いて設計されたアイマスク、気分をリラックスさせるラベンダーの香りの枕用スプレーミスト、Soho House &Co.のCowshedスパ製品を取り揃えた。この他に、エコノミープラスは3-4-3配列で102席、ユナイテッド・エコノミーは3-4-3配列で204席の計366席を設けている。
ユナイテッド航空では、最初に発注したボーイング777-300ER型機全14機を、2017年中に就航させる計画。さらに4機を追加発注している。