吉祥航空は、5月23日、スターアライアンスのコネクティング・パートナーとなった。
スターアライアンス加盟各社との乗り継ぎ利用者にラウンジの利用、セキュリティのファストトラック、受託手荷物の増量、優先チェックイン、優先搭乗、優先空席待ち、手荷物の優先引き渡しといった特典を提供する。
スターアライアンス加盟航空会社のうち17社が上海に乗り入れており、中国を発着する路線は、国内線874便、国際線811便の週に約1,600便以上を運航。19カ国の64都市を結んでいる。吉祥航空がコネクティングパートナーとなることで、8カ国69都市へ週1,700便以上の選択肢が加わることになる。
コネクティング・パートナー・モデルは、地域の格安航空会社やハイブリッド航空会社が、フルメンバーになることなく、スターアライアンスのネットワークに接続が可能となる仕組み。コネクティング・パートナーになるためには、スターアライアンスが求める運航基準を満たす必要がある。スターアライアンス加盟航空会社と二社間商務協定を締結する必要があり、協定にはマイレージプログラムをベースとした特典が含まれることもある。
エア・カナダ、中国国際航空、エバー航空、シンガポール航空、ユナイテッド航空のマイレージプログラムの会員が、吉祥航空を利用した場合にマイルを貯めることや使いことができるようになる。
吉祥航空は上海を拠点とする航空会社で、エアバスA320ファミリーを62機保有している。