カンタス航空は、オーストラリア国内線で高速の無料インターネットサービスに対応すると発表した。
まずはボーイング737-800型機1機でのベータテストとしての運用を行う。終了は今年の中頃を予定しており、その後、オーストラリア国内線仕様のボーイング737型機とエアバスA330型機で利用できるようになる。全80機への導入完了は2018年の終わり頃を予定している。
Foxtel、Netflix、Spotifyの3サービスに対応し、Foxtelはフライト毎に3日間、Netflixは初回に限り30日間、Spotifyはプレミアム・サービスを初回に限り30日間無料で利用できるようにする。従来の機内Wi-Fiと比較して、回線速度が約10倍となることでストリーミングサービスの利用ができるようになった。
カンタスグループのアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は、「機内Wi-Fiサービスの提供は長い間実施したいと思っていましたが、広大なオーストラリアにおいて、高速で信頼できるサービスをご用意することは困難でした。この度、nbnの協力を得て、この機内サービスを提供できることを大変嬉しく思います。」とコメントしている。