みなさんこんにちは。トラベルジャーナリストの橋賀秀紀です。
3月初旬に春秋航空日本でハルビンに行ってきました。トータルの支払額はわずか5,200円。国際線の有償航空券としては自分史上最安値でした。トライシーの常連さんでもハルビンに行かれた方はかなりいらっしゃったようですが、CAさんによると日本人は1便に少ないと数名、多くても10数名とのこと。インバウンドに負けないよう我々もどんどん出かけましょう!
さて、今回のお題はビザについて。
先日、サウジアラビアの国王の超絶金満な訪日が話題になりましたが、置き土産にこんなものがありました。
サウジアラビアといえば観光客にとって、ビザ取得のハードルが高いことで知られる国です。現在はサウジアラビア航空を利用して、サウジアラビアでトランジットする場合にのみ発給されるトランジットビザの取得が現実的でした(大枚をはたいて大名旅行をしようというのであればその限りではありません)。
しかし、このところいくつかの国で入国に関して緩和のニュースがあるのでとりあげてみましょう。
2016年12月に訪日したプーチン大統領。ビザに関して何か大きな手土産があるのではないかと期待していましたが、肩透かしに終わりました。しかし、8月1日以降、ウラジオストク国際空港から入国し、最大8日間の滞在の場合、ビザなしに入国できます。これまで何度も何度も延期してきたビザなし入国ですが、3月8日にプーチン大統領が署名したので、今後こそ大丈夫でしょう。ちなみに2018年2月以降にはそのほかのロシアの一部の空港で入国の場合も同様の措置がとられることになりそうです。また、1月以降、72時間の簡易ビザの発給が停止されている飛び地のカリーニングラードについも、この最大8日間のビザ免除が適用されるようです。
これらのロシアの入国について、おそらく日本で最も詳しいのは以下のブログです。
2017年2月12日からビザなしで最大5日間の滞在が可能となりました。ただし、ロシア以外の国からミンスクの空港に飛ぶのが条件となっています。2016年6月に行きましたが、なかなか面白い国でした。お隣のウクライナとセットでまわるのも面白いかもしれません。
2014年7月以降、15日以内であればビザ免除での入国が認められるようになっていますが、2017年1月以降、滞在日数が30日間に延びました。6月10日から9月10日には首都アスタナでアスタナ万博が開かれるので、この機会に訪問してみるのはいかがでしょうか。
http://www.embkazjp.org/consularissues_jp.htm