3月13日、薗浦健太郎外務副大臣とサウジアラビアのニザール・ビン・オベイド・アル・マダニ・サウジアラビア外務担当国務大臣は、「サウジアラビア王国政府と日本国政府との間の両国国民に対する訪問査証の発給の円滑化に関する協力覚書」の署名を行った。



日本とサウジアラビア両国は、それぞれの査証制度の下で、査証申請者が有効な旅券を所持することを条件に、有効期限最長3年、1回の滞在可能期間が最長90日の数次査証(ビザ)を発給することに合意した。査証料は、サウジアラビア側では190サウジ・リヤール(約6,000円)、日本側は6,000円、もしくはこれらに相当する額とすることを確認した。



現在、日本人がサウジアラビアに渡航する場合は査証が必要で、在サウジアラビア日本国大使館によると、一般旅券ではサウジアラビアにある申請人の受け入れ先がサウジアラビア内務省に事前申告した後、申請が許可された場合にスポンサーが許可証を申請人に送り、東京にあるサウジアラビア大使館が指定した旅行代理店を通じて、大使館に査証申請を行う必要がある。観光目的の場合は、最低4名からなる団体旅行者で、サウジアラビアにある旅行業者が手配した旅行者のみ査証申請が認められている。

情報提供元: Traicy
記事名:「 サウジアラビア、日本人に数次ビザ発給で合意 料金は約6,000円