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新幹線のさらなるセキュリティ向上を図るため、北陸新幹線や東北新幹線の客室内が、防犯カメラで常時録画されることになります。
JR東日本とJR西日本は2015年9月9日(水)、新幹線のさらなるセキュリティ向上を図るため、客室内の防犯カメラを常時録画にすると発表しました。
JR東日本の東北新幹線E5系と秋田新幹線E6系、北陸新幹線E7系、そしてJR西日本の北陸新幹線W7系はデッキ部と客室に防犯カメラが設置されていますが、常時録画はデッキ部のみで、客室は非常通報ボタンが押された場合に録画するシステムでした。これを客室についても、常時録画に変更します。
また、東北新幹線などで使用されるJR東日本のE2系、E3系の一部車両(144両)については、新たに客室へ常時録画タイプの防犯カメラが設置されます。
2016年春から順次使用開始の予定で、車内防犯カメラ設置車両であることをステッカーを掲出し周知するとのこと。また防犯カメラの画像については、厳正な取り扱いを関係社員に徹底させるとしています。
今年6月30日に東海道新幹線車内で発生した焼身自殺を受け、JR東海とJR西日本は7月6日、東海道・山陽新幹線のN700A、N700系車両について新たに客室内へ防犯カメラを設置し、常時録画することを発表しています。