小田急電鉄は、1980年に登場した特急ロマンスカー・LSE 7000形が7月10日に定期運行を終了するのを記念し、新宿駅で記念式典を開催した。

記念式典は箱根湯本行きの最終列車とした「はこね41号」の出発式として新宿駅において開催した。



五十嵐秀小田急電鉄常務取締役交通サービス事業本部長の主催者挨拶で開会した。



杉浦幸治運転士(足柄電車区)、徳田裕幸車掌(大野車掌区)、後藤千裕ロマンスカーアテンダントに内田克美新宿管区長より花束が贈呈された。



武仲隆喜多見検車区整備士、守山健太喜多見検車区整備士に千葉伸之大野総合車両所班長より記念品が贈呈された。





15時39分、内田克美新宿管区長の出発指示により特急ロマンスカー・LSE7000形「はこね41号」は15時40分に箱根湯本駅へ向けて新宿駅を出発した。



特急ロマンスカー・LSE 7000形はロマンスカーとして初めて展望室を設け、1963年デビュー当時人気となったNSE 3100形の特徴を継承し、1980年に登場した。1981年には鉄道友の会選定の「ブルーリボン賞」を受賞した。

7月10日をもって定期運行は終了し、今後は臨時列車等で運転することがある。



情報提供元: Ex-Train