京浜急行電鉄・東京都交通局は、6月21日に「京急線・都営浅草線相互直通50周年」記念式典を50年前の開通式典で運転した花電車を新たに仕立て京浜急行電鉄の品川駅で開催した。



1500形6両編成を使用した「花電車」。



原田一之京浜急行電鉄取締役社長、入江哲哉京浜急行電鉄品川駅長、山手斉東京都交通局局長、安達武司東京都交通局大門駅務管区長の4名により記念くす玉を開披し、相互直通50周年を祝った。





記念式典に「けいきゅん」と「とあらん」のキャラクターも出席した。



京浜急行電鉄は前身である大師電気鉄道が1899年に六郷橋~大師駅間で営業運転を開始して間もなく京浜電気鉄道へと社名を変更し、東京~横浜間の都市間輸送を目指すべく路線の延長を繰り返していた。1956年に押上~品川駅間に1号線が建設される方針がまとまり、1963年に都心乗り入れの本工事が始まり、品川~泉岳寺駅間が5年にもおよぶ難工事となった。

都営浅草線は1960年12月4日に押上~浅草橋駅間が開業し、京成電鉄と相互直通運転を開始した。1964年10月1日に大門駅まで開通、1968年6月21日に大門~泉岳寺駅間が開業するとともに京浜急行電鉄と相互直通運転を開始し、6月21日に「相互直通運転50周年を迎えた。



情報提供元: Ex-Train