JR東日本は、4月から開催される「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーンにあわせて快適な移動時間を過ごせるように205系車両を改造し、日光線に投入する「いろは」の報道陣向け試乗会を実施した。



日光の名所の一つでもある「いろは坂」と「物事のいろは」を掛け合い日光への旅の始まりである日光線の車内で日光の様々な魅力を感じていただきたいという思いを込めている。



車内内装は木を使用したつり革に変更するなど木目調とし、シートモケットもクラシックルビーブラウンをベースとした配色で落ち着いた雰囲気。





車いすスペースを2か所に増やし、バリアフリーを強化。





乗降口を片側2扉にして車内空間を確保。

客室内蛍光灯をLED化、Free Wi-Fiを提供できる環境とした。



ドア上に案内表示器を新設、外国語表記に対応。



日光駅において車両展示会を開催した。



日光線沿線の魅力を外装デザインに取り入れるとともに日光線のイメージである「レトロ」を意識したデザインとした。



日光エリアの自然や観光リソース、日光の社寺の彫刻などで扱われる様々な動物をモチーフにしたイラストを側面に配置した。

和の色使いでインバウンド客を意識したジャポネスク風かつモダンなデザインとした。



運転開始は4月1日、基本的に日光線の定期列車として運転するが栃木デスティネーションキャンペーン期間中や観光需要の高まる時期などでは栃木県内を中心とした路線で臨時列車として運転する。



情報提供元: Ex-Train