JR四国は、2000系特急形気動車の老朽取替のため新製していた2600系特急形気動車が完成し、2月18日報道陣に公開した。










デザインコンセプトは「Neo Japonisme」、日本の伝統意匠を現代風にアレンジしたデザインで安らぎと先進性をあわせ持たせた特急車両とした。



エクステリアデザインは四国の豊かな自然「青と緑」に映えるディープレッドを基調としたカラーリング、吉兆の伝統配色「赤と金」で次世代の特急列車を彩っている。






































インテリアデザインは和柄をモチーフとした装飾をドアやシートのアクセントデザインに用いて伝統と先進性をそれぞれ対比・協調させるデザインとしている。



客室は車両毎に臙脂と紺のシートモケットで彩り、味わいの違いを楽しめる車両空間を演出している。


腰掛は8600系の普通車と同タイプを採用、背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング機構を採用、座り心地の向上を図っている。










各座席にはコンセント、可動式枕、ドリンクホルダー、コートフック等を設置、モバイルパソコン等の利用を考慮したテーブルの大型化を図っている。










営業運転開始は2017年秋を予定している。





情報提供元: Ex-Train